天丼が食べたくなって、以前から行きたかった大森の行列店天冨久に行ってきました。
海老、野菜3種、海苔、魚介、半熟玉子などバラエティに富んだ具で、天ぷら自体も天丼ならではの固めのカリッとした衣にタレが良い具合で、大満足の天丼でした。
大森駅から東口を出て、線路沿いの南へ少し進んだところの商店街を最後まで行って、道路を渡ってすぐのところにあります。
天冨久の前には熊手で有名な鷲神社。
日曜日の13時頃でしたが、待っているお客さんは5人ほどでした。待っていると店員さんが注文を取りに来ました。
お昼のメニューは以下の3種類。
・天丼 (1,300円)
・海老天丼 (1,300円)
・江戸前穴子入り天丼 (1,700円)
この日は残念ながら江戸前穴子の天丼は売り切れで、ノーマルの天丼を頂くことにしました。海老天丼は海老が4匹ですが、天丼は鶏、魚介も入っているので、天丼の方がお得なのでは、と思いました。
天冨久
緊急事態宣言中で各席毎にアクリル板で仕切られていて、コロナ対策はばっちりです。
カウンターから職人さんが手慣れた手つきで天ぷらを揚げて盛り付けをしているのが見えます。
天丼:1,300円
席について数分で天丼が出てきました。
具は盛り沢山で、以下の通り。
海老2
魚介
鶏
野菜3(茄子、ピーマン、ミニトマト)
海苔
玉子
味噌汁、漬物も付いてきます。
上に乗っているのは海老2匹。カリッとした衣に染みたタレが美味しいです。具がかなり多いので、ご飯に行き着くまでは少しある感じ。
漬物の皿の半分が空いているので、一旦海老1匹は皿に取り置きます。
次はピーマン。ちょっと意外でしたが、ピーマンのカリッとした食感がちょうど良いです。
魚介はキスでしょうか。ふわっと揚がっていていました。タレが足りない感じがしたので、テーブルにあった天丼のタレを追加でかけました。自由にタレを調整出来るのも良い感じ。
そして、茄子。こちらジューシーな食感。最後の野菜は意外なミニトマト。
残ったのは大森名物の海苔、鶏天、そして半熟玉子の天ぷら。
天丼の中の親子丼って感じで、半熟卵を割って、タレを少し垂らして、海苔と食べると最高です。
ここまで食べても、お米はベタっとしません。ちょっと小さめのお米が少しだけ固めに炊かれている感じで、この天丼の為に工夫されているんだなと思いました。
元々かかっているタレも少なめで、テーブルのタレで調整するのも天丼をベタっとさせない工夫でしょうか。
付け合わせの漬物もガリが入っているのがうれしいですね。こんなにガリが天丼に合うなんて。
長年の経験で作られた絶品の天丼だと思いました。これだけボリューム満点で1,300円はCP抜群です。今度は是非、江戸前穴子天丼を頂きたいと思いました。