恵比寿の初代は元々は蕎麦屋ですが白いカレーうどんで有名な食べログのうどんの百名店にもなっている店。マスコミに取り上げられる事も多く、いつも行列の店です。
白いカレーうどんを覆う真っ白いふわふわの物体はなんとじゃがいものムース。スパイシーなカレーうどんと混ぜるとクリーミーになって絶品の味でした。
初代 恵比寿店
初代 恵比寿店は恵比寿駅西口を降りて、大通りの坂を上がり数分のところにあります。土曜日だった為か10人くらい並んでいましたが、10分ほど待って入れました。
1階はカウンターで、2階もあり合計40席あるそうです。2階と1階で順番にお客さんを入れ替えているようで、回転は速いようでした。今回は2階に案内されました。
メニュー
蕎麦屋だけあってメニューにはそばが並びます。パッとみたところ8割くらい白いうどんを食べていましたが、そばを食べている人もちらほらいました。
テーブルには塩6種類の箱があり、天ぷらなどをつけて食べられます。
旬のおつまみですが、聞いたところほとんど品切れとのことでした。緊急事態宣言でお酒提供禁止になっていたので、あまり需要も無いのでしょうか。
だし巻きなどそば屋の定番のおつまみが並びます。
大島、広島、沖縄、新潟、フランス、パキスタンの6種類の塩とかき揚げ
こちらはテーブルにセットされていた大島、広島、沖縄、新潟、フランス、パキスタンの6種類の塩。
楽しそう、だったので、まずは塩で食べるかき揚げを頂きました。塩の味の違いが明確にわかって良い演出。かき揚げも綺麗に揚がっていました。
白いカレーうどん
白いカレーうどん(1,100円)は辛さが普通と辛めと選べます。連れと両方注文しましたが、好み、だと思います。
辛めはカレーの辛口くらいですが、辛すぎて食べられないほどでは無いので、辛いのが好きな人にはちょうど良い感じでした。
白いカレーうどんは10分程度で出てきました。
どんぶり全体が生クリーム、ジャガイモ、スパイスのエスプーマ状のムースで覆われていてまるで雲の様。印象的なビジュアル。
混ぜて食べて、とのことですが、まずはムースを一口。かなりクリーミーでなめらかです。
うどんはもちッとした弾力のあるしっかりとした麺です。麺の美味しさが際立ちます。
カレースープは和の出汁がかなりしっかりと出ていて、辛味とのバランスが良いです。具は底に牛すじがたっぷり潜んでいました。
混ぜるとクリーミーなカレーうどんになって、かなり美味しい。ただ、食べ進めていくと最後の方は少し苦味が気になりました。出汁か何かのスパイスでしょうか。
最後にサービスのフライドオニオンとトマトのご飯をカレースープに浸して食べます。トマトのフレッシュな感じが爽やかで、〆にぴったり。よく考えられているな、と思いました。
なお、今回、2階の席で食べたのですが、実際はどうかわからないのですが、テーブルが通常より高いようで、食べている時にちょっと違和感がありました。
丼も普通の丼より高さがあるので、うどんと口が近くなってちょっと食べにくかったかな、と思いました。カレーが飛び散らない為の工夫なんでしょうか。
恵比寿という場所で、ビジュアル重視のインスタ映えを意識したカレーうどんだとは思いますが、かなり美味しく経験としては満足でした。
他に初代の白いカレーうどんを食べられる店は?
溝の口の『路じ』
初代は恵比寿店、溝の口店、鷺沼店とありますが、白いカレーうどんが食べられるのは恵比寿だけです。ただ、系列の溝の口の『路じ・本店』でも白いカレーうどんは食べられます。