せいろ(蒸籠)ってちょっと敷居が高そうなイメージがありますが、実際に使ってみると思ったより簡単で、なんでも味のレベルがワンランク上がる感じです。
我が家では5年ほど前にかごやのせいろを購入して、茶碗蒸し、焼売などの調理、蒸し野菜や買ってきた肉まんを温めるのにと大活躍しています。先日、スチーム機能付きのオーブンを買って使っていますが、やはり、蒸籠だと仕上がり具合が全然違うので、ずっと愛用し続けています。
せいろ(蒸篭)を購入
長らく使える中華蒸篭が欲しいと思って、まず、どんなものがあるのか調べてみました。せいろは和せいろと中華せいろがあり、売っているのは中華せいろがほとんどでした。何段か重ねて使えるタイプです。
まず近所の店舗で探してみましたが、なかなか良いのが見つかりません。横浜中華街の照宝、上野の合羽橋だと品揃えが良いようですが、ちょっと行くのが大変。結局ネットでかごや(天山)のせいろを購入しました。
また、せいろは専用の鍋とセットで売っていることが多いのですが、うちの場合、収納の問題があるので、せいろと蒸し板を購入しました。
かごやのせいろ
かごやのせいろは以前、天山(TENSHAN)ブランドで販売していたもの。40年中国の工房で特殊技術で手作りしているそうです。ネットでの評判が良いです。
シックな感じの見た目も気に入って購入しました。
せいろのサイズ
サイズは小さなものから大きなものまであり、家庭用で一般的なのは15cmから27cmまで。15cmはかなり小さく、18cmで1人用、21cmで2人用、25cmで3人用です。
また、使う鍋の大きさによって使えるせいろのサイズも限られますが、ある程度は鍋とせいろの間に置く、蒸し板でカバー出来ます。
結局、2人で使用する事と手持ちの鍋のサイズ(18cm強)を考えて蓋と18cmせいろを2段を購入しました。使っていて、ちょっと小さいな、と思っています。蒸せる量はちょうど良いのですが、稀に大きな食材、例えば魚などを蒸したい時にちょっと大きさが足りないです。凝った料理をする方はもう少し大きめがおすすめです。
せいろの素材
材質も竹、杉、檜とあり、この順番に値段が高くなります。
調理した際に竹は木の香りがあまりつかず、杉はせいろらしい香りとのこと。檜は檜らしい香りになるそうですが、かなり高いです。
家では一番手頃な価格でメジャーな杉にしました。調理に使うとせいろらしい香りがキッチン中に漂います。5年使っていますが、まったく劣化せず、耐久性も問題なさそうです。
蒸し板(セイロ用プレート)で家にある鍋でせいろを使う
蒸し板はせいろを鍋の上に置く時に間に来る板です。せいろ専用の鍋を使わない時は蒸し板を使った方が良いと思います。また、蒸し板があると鍋のサイズもある程度許容できます。
以前使っていたせいろは鍋に直接置いていましたが、コンロの火が当たって蒸籠が焦げてしまうこともありましたが、蒸し板を使い出してからは蒸籠を傷めことも無くなりました。
かごや(天山)ではせいろと蒸し板をセットで売っているので、セットもおすすめです。
うちの場合はその時売っていたかごやの蒸し板が持っていた鍋と合わなそうだったで、蒸し板は少し大きめの照宝のものにしました。
せいろ専用のクッキングシートが便利
せいろを使う時は専用の丸い形のクッキングシートを使うのがおすすめです。手拭いを使うのが本来かもしれませんが、クッキングシートだと蒸籠に食材がつく事もなく、洗うのも簡単です。
収納場所が気にならないなら、こちらのかごやのせいろのセットがおすすめです。専用のステンレス鍋、せいろ本体、ふたもついています。
せいろで豚肉と春キャベツ蒸し
せいろに春キャベツをちぎって敷いて、豚バラ肉を並べ、せいろで10分ほど蒸して完成です。ポン酢で頂きました。
春キャベツの甘みと豚肉の旨味が合わさってせいろならではの蒸し料理です。
せいろでじゃがバター
じゃがいもをそのまま蒸してバターと合わせるお祭り屋台の定番。屋台でもせいろで蒸していますね。
せいろで蒸すとじゃがいもがほっくり仕上がります。
せいろでシュウマイ専門店の天心を
中延のシュウマイ専門店丸田商店のシュウマイです。今までは家で蒸し立てが食べられるようになりました。