アメリカ、メキシコでポピュラーなうずら豆、ピント・ビーンズ(Pinto Beans)のペースト、リフライドビーンズを使ったナチョスを作りました。
缶詰の水煮を買うと結構高いですが、乾燥豆は戻したり、調理するのに手間はかかりますが、1kgで1000円程度と、かなりお買い得。特に圧力鍋があると一晩水につけて圧力鍋で調理するだけで出来るので慣れると簡単です。
うずら豆(ピント・ビーンズ- Pinto Beans)
うずら豆(ピント・ビーンズ – Pinto Beans)はインゲン豆の一種で、豆の模様がうずらの卵ような見かけなので「うずら豆」と名付けられたとのことです。
アメリカ大陸でかなりポピュラーで、アメリカ、メキシコ、ブラジルなどで様々な料理に使われています。
アメリカ、メキシコではペースト状にしたリフライドビーンズとして、ブリトーの中身や、タコスの付け合わせに、また、ひき肉とトマトと煮込みチリコンカン(チリ)などに使われています。ブラジルではカリオカ豆と呼ばれ、国民食の豆のシチュー、フェイジャオ、内臓肉と一緒に煮込まれたフェジョアーダなどに使われます。
日本でもうずら豆は煮豆、甘納豆などに使われています。
うずら豆はなかなかスーパーで売っているのを見かけることはないし、豆はそれなりに重いので、通販での購入がおすすめです。
ビーン・ナチョスの作り方
リフライドビーンズ(Refried Beans)の作り方
ナチョスによく使われる豆のペースト、リフライドビーンズを作ります。
うずら豆を一晩水に浸して、芯が無くなるくらい柔らかめに鍋で煮込みます。
圧力鍋を使うと一晩水に浸した豆は圧力をかけてから3分くらいで調理出来ます。
圧力鍋だと水に浸さなくても、30分程度圧力をかければ柔らかく調理出来ますが、水に浸した方が美味しく出来ると思います。
うずら豆が出来たら、別の鍋にサラダオイルを少し入れて、クミンとみじん切りのにんにくを少し入れ香りが出るまで炒めます。
玉ねぎも入れるレシピも多いですが、自分は豆だけの風味と食感が好きなので、リフライドビーンズを作るときは玉ねぎは無しです。
茹でた豆の水を軽く切って入れて、塩、胡椒、チリパウダー、オレガノを少々入れて、水分が少なくなるまで茹でていきます。
水分が少なくなったらミキサーでペースト状にしていきます。
ペースト状にするのはハンドブレンダーが簡単です。ハンドブレンダーを買ってからスープ、ペーストなどこの手の料理が圧倒的に楽になりました。
ビーンナチョスの出来上がり
アメリカのスナックのイメージが強いナチョスですが、具の組み合わせによっては十分ディナーにもなります。
作り方は簡単。トルティーヤのチップスをお皿に敷いて、具をトッピングしていきます。
トルティーヤチップスは色々と売っていますが、おすすめはスーパーでよく見かけるタコスのメーカー、オールドエルパソ。味が強過ぎずちょうど良いので、ナチョスにぴったりです。
ナチョスに使った具は、先ほど作ったリフライドビーンズ、アボカド、ミニトマト、サワークリーム、ハラペーニョ、サルサ、ライムです。
チーズを使って、オーブンで焼いても美味しいです。この辺りは好みで良いかと思います。
メキシカンな食材はなかなかスーパーでは手に入りにくいので通販もおすすめです。