ストロガノフといえば日本ではビーフストロガノフで、家庭での定番。元々はロシア料理で、世界各国で食べられていますが、ブラジルでも家庭料理の定番として、広まっています。
ブラジルのストロガノフは牛肉を使うこともありますが、鶏肉を使うのがもっと一般的です。
調理法の違いとしてはオリジナルのロシア、そして日本で広まっているバージョンのストロガノフはサワークリームを使って酸味を効かせますが、ブラジルバージョンはマスタードと生クリームを使います。また、細切りのフライトポテトを添えて、一緒に食べるのが一般的です。
ブラジル風チキンストロガノフ -Estrogonofe de Frango
材料(2人分)
鶏むね肉 | 1枚 |
マッシュルーム | 6個 |
玉ねぎ | 1個 |
トマト缶 | 1/2 |
にんにく | 1片 |
生クリーム | 100ml |
チキンブイヨン | 100ml |
ケチャップ | 大さじ2 |
マスタード | 大さじ1 |
バター | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
作り方
1. 鶏むね肉を2cm角に切ります。にんにく(チューブ可)、玉ねぎはみじん切りにします。マッシュルームは2mくらいに薄切りにします。
2. フライパン(または中華鍋、底の深い鍋)にバターを熱し、中火で鶏むね肉を炒めます。
3. 鶏肉に色が付いたら、にんにく、玉ねぎ、マッシュルームを加え、玉ねぎがしっとりするまで炒めます(7-8分)。
4. 火が通ったら、チキンブイヨン(キューブを水に溶かしてもOK)、トマト缶、ケチャップ、マスタードを入れて、中弱火で火を通します。
5.10分くらい煮込み、生クリームを加え、3分ほど火を通して完成です。
ライスと盛り合わせます。
細切りポテトフライ(Batata Palha)と一緒に食べると食感がちょうどよく美味しいですが、なかなか手に入らないので、今回はじゃがいもから作りました。
日本のストロガノフとは一味違う仕上がりですが、ご飯にあう優しい味です。
このチキンストロガノフはマスタードで酸味を出すところがポイント。サワークリームは買っても余ってしまうことが多いので、使いまわせる一般的な材料で作れるのが嬉しいです。
チキンストロガノフの甘みととろみは玉ねぎからですが、玉ねぎをみじん切りにするのは毎回大変。
うちでは1000円以下で買えて簡単に使えるぶんぶんチョッパーを愛用しています。これだと目に染みることも無いです。