インドのヒンディー語でアルはじゃがいも(Aloo)、カリフラワーはゴビ(Gobhi)です。インドではアルゴビ、ネパールではタルカリと呼ばれますが、どちらもじゃがいもとカリフラワーが入ったカレー風味の炒め煮でレシピはほぼ一緒。ベジタリアンの優しい味でご飯によくあいます。ネパール風に大根も入れて作りました。
インド、ネパールのごはんのおかず じゃがいも、カリフラワー、大根のアルゴビ(タルカリ)
材料(4人分)
じゃがいも | 1個 |
カリフラワー | 1/2個 |
大根 | 1/6本 |
たまねぎ | 1/2個 |
にんにく | 1片 |
生姜 | 1/2片 |
トマト(中) | 3個 |
唐辛子 | 1本 |
クミンシード | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
パウダースパイス | |
ヒング | 小さじ1/4 |
ターメリック | 小さじ2 |
コリアンダー | 小さじ1 |
トマトは色が濃いフルーツ系のトマトがおすすめです。無ければ水煮缶(1/2)でも。
別名「悪魔の糞」ヒング(アサフェティダ)
このレシピは別名「悪魔の糞」と呼ばれる独特の匂いがあるスパイス、ヒング(アサフェティダ)を使用します。そのままだと独特のきつい硫黄の匂いがするのですが、油で炒めると香ばしい香りに変化します。野菜と良く合い整腸効果があるそうです。
ギー
油はインド・ネパールのバターオイル ギーを使いました。水牛やヤギのミルクで出来たバターを加熱、ろ過したもので、インド・ネパール料理でよく使われています。ちょっと高いですが、これを使うだけで本格的な味になります。
作り方
1.玉ねぎ、にんにく、生姜はみじん切りにします。トマトはざく切りにします。じゃがいも、カリフラワー、大根も3cm角程度に切ります。
フライパンにギーとクミンシードを入れて香りが出るまで熱します。(テンパリング)ヒングを少しだけ入れます。
2. 玉ねぎ、にんにく、生姜、唐辛子を入れて、玉ねぎが透明になるまで中火で炒め、パウダースパイス、トマトを加えます。
3.トマトが崩れるまで中火で炒めます。
4.カリフラワー、じゃがいも、大根を入れます。蓋をして野菜が柔らかくなるまで火を通して、塩で味を整えて完成です。
大根を入れているので、適度に水分が出ますが、足りない場合は水を少し足します。
こちらもネパールのダルバート風のプレート1品として頂きました。