トゥナパハとはスリランカのカレーパウダー的なミックスパイス。スリランカカレー等色々な料理に使われます。
シンハラ語で「トゥナ」は「3」、「パハ」は「5」の意味で、多くのスパイスが入っているということだそうです。「3」はコリアンダー、クミン、フェンネルであとは色々とバリエーションがあるようです。
調合は香取薫さんの「家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理」を参考に何度か作って調整しました。
スリランカのミックススパイス トゥナパハ(Tuna-paha)
材料
コリアンダーシード | 大さじ1 |
クミンシード | 大さじ1/2 |
フェンネル | 小さじ1/2 |
マスタードシード | 大さじ1/2 |
シナモン | 1/2本 |
カルダモン | 3粒 |
クローブ | 3本 |
ランペ(パンダンリーフ) | 大さじ1/2 |
カラピンチャ(カレーリーフ) | 大さじ1/2 |
今回は9種のホールスパイスを使って作りました。パウダースパイスは香りがなくなるのが早いですが、ホールスパイスは日持ちが良いので多めに買って保存しておくのもおすすめです。
密閉容器にいれて日に当たらない場所に保存すればかなり持ちます。うちではニトリのガラスのキャニスターに入れています。
この中でちょっと珍しいのはランぺでしょうか。スーパーで見ることはほとんど無いですが、ネット経由で購入出来ます。
カレーリーフも以前よりは見かけるようになりましたが、まだまだ、一般的では無いようです。最近は苗も売っているようですね。
作り方
今回の作り方は各スパイスをミキサー、ミルサーでパウダーにするだけです。ホールスパイスを1つづつローストしてパウダーにするタイプもあるそうで、こちらは香ばしさが際立ちます。
こちらの粉末ミルは値段もお手頃でスパイスをパウダーにするだけでなく、コーヒー豆、ふりかけなどにも使えて便利です。
色々調べている過程でスリランカのスパイス工場でトゥナパハを作っているところの紹介がありました。たくさんのスパイスを個別にローストして作っています。写真でもすごい迫力です。このサイト、スリランカ料理を作っていく上で参考になります。ありがとうございます。
今回作ったトゥナパハを使ってポークカレーを作りました。
香取薫さんのスリランカのレシピ本を購入するにはこちらからどうぞ。
すでに調合されているトゥナパハを購入するにはスパイス専門店のアメ横大津屋さんがおすすめです。