シンガポールといえばチキンライスが有名ですが、ジンジャーチキンは蒸した鶏もも肉をジンジャーソースにつけてレタスで巻いて食べる料理。
エスニック料理らしい味付けですが、どこでも手に入るシンプルな材料で簡単に、しかもかなり安く出来ます。食卓でレタスで巻いて食べるのは子供喜ぶ楽しい料理だと思いますので、是非作ってみては。
サムスィジンジャーチキン(Samsui Ginger Chicken)
シンガポールジンジャーチキンとは?
シンガポールのSoup Restaurantの名物料理で、1920年代と1940年代に中国から建設業などの職を求めて移民してきた女性(Samsui Women)が作っていた料理が元になっています。移民の女性は収入が少なかった為、一年に一度、中国の新年の時期にしか食べられなかったそうです。
Soup Restaurantのジンジャーソースは単体でも売っていて、シンガポールのお土産の定番のようですが、日本では売っていないようです。
材料(2-3人分)
鶏もも肉 | 2枚 |
青ネギ | 1本 |
日本酒 | 大さじ1 |
レタス | 1個 |
きゅうり | 2本 |
ジンジャーソース | |
生姜 | 1片(中) |
にんにく | 1片(小) |
長ネギ(白い部分) | 5cm程度 |
砂糖 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
醤油 | 小さじ1/2 |
ごま油 | 大さじ1/2 |
蒸し鶏の残し汁 | 大さじ1 |
作り方
1.最初に鶏肉を蒸します。水に青ネギを適当に刻んで入れ、日本酒を鶏肉の上から振って蒸します。
鶏肉を大きな塊で蒸すのは時間がかかるので、今回は時短のために圧力鍋で蒸しました。蒸し終わったら鶏肉を冷やします。
うちではフィスラーの圧力鍋ビタクイックを愛用しています。
2.ソースを作ります。生姜、にんにく、ネギをみじん切りにして、ごま油、砂糖、醤油を加え、味見をしながら、鶏肉の旨味が出ている蒸した後の残りのスープでタレを少しのばします。
オリジナルでは醤油は使わず、白いソースですが、少し物足りない感じだったので、醤油も少しだけ加えました。
3.レタスは別皿に用意します。きゅうりを斜めに切ってお皿に並べます。蒸し終わった鶏もも肉を切り分けてのせて、真ん中にジンジャーソースをのせて完成です。
レタスに鶏肉、きゅうり、ジンジャーソースをのせて巻いて食べます。
アレンジでシンガポールチキンライスのダークソースとパクチーも添えてみました。ダークソースは醤油、砂糖、ネギを同じ蒸し鶏の残りのスープで溶いて作りました。