スリランカ料理3品のディナーを作りました。
以前にスリランカ料理を作った時と同じく、香取薫さんのレシピ本「家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理」のページをめくりつつ、作る料理を決めました。
我が家では身近でない料理を作る時は、レシピ本を参考にネットの情報で作ることが多いです。
冬瓜カレー
材料(2人分)
冬瓜 | 1個 |
玉ねぎ | 1/4個 |
にんにく | 1片 |
ココナッツミルク | 2/3缶 |
青唐辛子 | 2本 |
乾燥唐辛子 | 1本 |
カレーリーフ | 大さじ1/2 |
ランペ(無くても可) | 大さじ1/2 |
フェヌグリーク | 小さじ1 |
シナモン | 小さなかけら |
トゥナパパ | 大さじ1 |
ターメリック | 大さじ1 |
モルジブフィッシュ | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
最初はメインのカレー。
材料にスリランカ独自の食材、ランぺ、トゥナパパ、モルジブフィッシュがあります。
ランぺはパンダンとも呼ばれるスリランカのハーブ。あれば雰囲気は出ますが、無くても可です。
トゥナパパはスリランカのミックススパイス。インド料理のガラムマサラ。ガラムマサラはクミンメインですが、トゥナパパはコリアンダーシードメイン。カレー粉+コリアンダーパウダーで代用可能です。
モルジブフィッシュはスリランカの鰹節。鰹節で代用可能。
次に紹介する空芯菜のテルダーラと半分程食材(玉ねぎ、にんにく、モルジブフィッシュ、カレーリーフ、ランペ、唐辛子)がかぶり、使い方も同じなので、両方作るのであれば、下ごしらえは一緒にした方が良いです。
作り方
1. 冬瓜は皮をむき、3cm角くらいに切ります。玉ねぎ、にんにくはみじん切り、青唐辛子は縦に1/3くらいに切ります。
2. 鍋に油(ココナッツオイルがあればベストですが、サラダ油でOK)を熱し、玉ねぎとにんにくを中火で2分ほど炒めます。
3. ランペ、カレーリーフを入れ、軽く混ぜ合わせ、トゥナパパ、ターメリック、乾燥唐辛子を入れます。
4. 混ぜながら1分ほど炒めます。
5. 水を150ccほど入れて、沸騰させます。
6. 冬瓜を入れて軽くかき混ぜ、鍋に蓋をして10分弱中火で煮ます。
7. 一旦、蓋をあけてモルジブフィッシュ、青唐辛子を入れて、かき混ぜます。再度、蓋をして、弱中火で煮ます。
8. 冬瓜に火が通っているのを確認して、ココナッツミルクを注ぎ、塩で味を調えて、5分ほど煮て完成です。
9. ターメリックで黄色に染まった冬瓜とココナッツミルクできれいな色のカレーになりました。
ネットで見つけた、YouTubeのレシピを参考にしました。
空芯菜のテルダーラ(炒めもの)
材料(2人分)
空芯菜 | 1束 |
玉ねぎ | 1/4個 |
にんにく | 1片 |
ココナッツファイン | 大さじ2 |
乾燥唐辛子 | 1本 |
カレーリーフ | 大さじ1/2 |
ランぺ | 大さじ1/2 |
モルジブフィッシュ | 大さじ1/2 |
塩 | 少々 |
作り方
1. 玉ねぎ、にんにく、唐辛子をみじん切りにします。空芯菜は茎、葉ごと、1.5cm幅に切ります。
2. フライパン、中華鍋などに油を熱し、唐辛子、にんにく、玉ねぎを中強火で炒めます。
3. カレーリーフ、ランペ、モルジブフィッシュを加え、混ぜ合わせます。
4. ココナッツファインを加え、3分ほど炒めます。
5. 空芯菜を加え、火が通ったら塩で味を調えて完成です。
空芯菜とココナッツファインの食感が意外な組み合わせで、付け合わせにちょうど良い料理です。
このレシピもYouTube動画を参考にしていますが、日本でこれを再現するのは難しそうなので、作りやすいようにアレンジしました。
玉ねぎのサンボール(玉ねぎの和えもの)
サンボールとはスリランカの「混ぜ物」の事。インド料理でいうチャッツネです。
ココナッツサンボールのようにご飯のふりかけみたいな感じ食べられます。こちらは紫たまねぎとトマトでつくったもの。写真はサラダ風にしてみましたが、ご飯に添えて食べると美味しいです。
材料(2人分)
紫玉ねぎ | 半分 |
トマト | 小2個 |
ライム | 1/2 – 1個(酸味次第で調節) |
赤唐辛子 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
作り方
- 紫たまねぎは半分にカットし、2-3mmにスライス。トマトも半分に5cmにスライスします。
- ボールで紫たまねぎとトマトを唐辛子を入れ、ライムを振り入れます。
- 冷蔵庫で10分程度冷やし、塩で少し味を調えて完成です。
- こちらもYouTubeのレシピで作りました。少しアレンジしています。しかし、何度見てもこのスリランカの野菜の切り方はちょっと怖いです。
これで3品完成しました。1時間ほどで全部出来ました。難しそうに見えますが、調理方法は簡単で、食材も一部を除きシンプルなので、作りやすいかと思います。
これを混ぜ合わせながら味を調節して食べます。スリランカでは手で混ぜながら食べます。
3種類ともに違う食感で、サンボールの酸味がアクセントになり飽きさせないプレートになりました。
スリランカ料理ですが、香取薫さんのレシピ本が一押しです。
この本のレシピのまま作ることはあまり無いですが、スリランカでどんな料理があるのかな、と調べるのはベストです。
なお、ライスはバスマティライスがあれば良いですが、普通に炊いた日本米でも問題ないかと思います。
今回は冷めたご飯があったので、カレーリーフ、にんにく、バターと炒めて使用しました。