ブラジルの豆料理といえばフェジョアーダ(Feijoada)ですが、今回はもっとシンプルなフェイジャオ(Feijao)です。ブラジルではフェジョアーダは休日の特別な料理との印象が強く、黒豆を使って、豚足、豚肉の尻尾等普段使わない部位が多々入ります。
一方、フェイジャオは豆と少しのお肉の煮込みで毎日の食事でライスと一緒に必ず出てくるシチューって感じです。
シンプルだけども何度も食べたくなるような、ブラジルのソウルフードです。ブラジルに滞在していた時は毎日のように食べていました。
豆の煮込みなので、乾燥豆を使うと一晩豆を水に浸して、煮込んで数時間かかりますが、圧力鍋を使うとそこまで時間かからず出来ます。
フェイジャオ
材料(4人分)
カリオカ豆(インゲン豆) | 400g |
豚もも肉(シチュー用) | 100g |
ベーコン | 100g |
ソーセージ | 8本 |
玉ねぎ | 中1個 |
ニンニク | 1片 |
ローレル | 2枚 |
クミン | 大さじ1/2 |
塩 | 適量 |
お肉は冷蔵庫にある豚肉を適当に入れても大丈夫です。
カリオカ豆は南米のインゲン豆。うずら豆に似ています。
作り方
1. カリオカ豆は一晩水に浸します。圧力鍋の場合は2時間浸せばOKです。
ニンニク、玉ねぎはみじん切り、豚肉は塩をして角切り、ベーコンは角切り、ソーセージ(ウィンナー)は3cm程度に切ります。
2. 全ての材料を鍋に入れて、豆を浸した水をひたひたになる程度に足して、煮ます。
圧力鍋だと圧力がかかってから10分程度、普通の鍋だと沸騰するまで強火で、そのあと蓋をして、弱火で2時間程度です。
3. 圧力鍋の場合は圧力がなくなって、蓋が開けられるようになったら、蓋を開けて、30分から1時間ほど、弱火で煮ます。普通の鍋だと蓋を開けて煮続けます。
4. とろとろな感じになってきたら、塩で味を調整して完成です。
ご飯と一緒に盛り合わせます。
ブラジルではメインのお肉と一緒に食べることが多いです。今回はライスとキャベツの炒め物と合わせてみました。 お肉の風味が染みた豆の自然な味が絶妙な料理です。