緊急事態宣言も解除されて久しぶりの外食は早稲田の東京らっきょブラザーズに行きました。札幌スープカレーの有数の名店らっきょの東京店。
らっきょは以前、レトルトカレーを食べたこともありますが、レトルトカレーにしてはちょっと高いものの骨付きの鶏肉が丸ごと入っていて、美味しかったのを覚えています。
東京らっきょブラザーズ
地下鉄早稲田駅から数分のメインの通りに面した店。休業要請の時期で、店内の客は数組。テイクアウトをしていくお客さんも結構いました。
有名人の来訪も多いようで、なんとワンピースの尾田栄一朗さんの色紙も飾っていました。
メニュー
こちらは6月の限定メニューです。
夏限定スープカレーは海老と夏野菜のココナッツスープカレー(1,490円)。
そして、今月のスープカレーはラーメン風の自家製チャーシューとゴロゴロ夏野菜のスープカレー(1,490円)です。
レギュラーメニューです。スープカレーとパイ包みスープカレーがあり、ハーフ&ハーフスープカレーセット(1,400円)もあります。
スープカレーはトッピング違いのものが色々と並んでいます。
- チキンスープカレー(1,050円)
- 季節野菜のスープカレー(1,120円)
- 季節野菜チキンスープカレー(1,390円)
- ねばねばの納豆とオクラのスープカレー(930円)
- 豚キムチスープカレー(930円)
- シーフードスープカレー(1,390円)
- ラビオリと水菜のスープカレー(930円)
- にんにくいっぱい豚ねぎスープカレー(1,120円)
など、色々とあります。
パイ包みスープカレーは以下の4種類。
- 3種のきのことチーズのパイ包みスープカレー(1,400円)
- チキンチーズのパイ包みスープカレー(1,400円)
- ごろごろ野菜のパイ包みスープカレー(1,400円)
- シーフードのパイ包みスープカレー(1,400円)
パイ包みスープカレーは1,020円でハーフ(シーザーサラダ、ドリンク付き)にも出来ます。
品数がかなり多く目移りします。なかなか決められないので、食べログのレビューを見ていると、ベーシックな季節野菜チキンスープカレー、パイ包みスープカレーが特に人気の様子。
カレーは辛さがレベル0からレベル10まで選べます。ライスも小中大とサイズが選べます。トッピングも20種類以上で納豆、揚げラビオリなど変わったものもあります。
食べログのクーポンでミニラッシーを頂きました。ガムシロップが別添えで出てきました。
季節の野菜チキンスープカレー
看板メニュー、でしょうか。
基本のチキンカレーに、野菜の仕入れなども店に張り出しており、かなり力を入れている感じの季節の野菜をトッピングしたカレーです。
ライスには海苔がついてきます。
まずはスープカレーを一口。スパイス感が強く、さらっとした旨味の強いスープ。複雑な旨味とスパイスの調和が素晴らしいです。辛さはレベル4にしましたが、辛すぎずもせず、刺激はあり、ちょうど良い感じ。
このスープカレーだけでも飲める感じですが、ご飯と一緒に食べると更に美味しいです。スープカレーですが、少しとろみもあるタイプですね。ご飯と合うように調整し尽くされたスープカレー。
季節の野菜はトマト、ズッキーニ、ブロッコリー、ナス、オクラ、にんじん、かぼちゃ。野菜はどれも大きめのカットでしたが、火の通り具合が完璧。厳選された野菜が丁寧に引き出されていました。
そして、メインの鶏肉ですが、骨付きの鳥もも肉が1本丸ごと。野菜に隠れていましたが、かなりの大きさです。
フォークでほぐれる柔らかいお肉。長く煮込んだお肉は味が旨味がスープに出てしまっていることも多いですが、らっきょのチキンレッグは鶏肉の旨味が絶妙な具合で残っていました。
完成された、という形容詞がぴったりなスープカレーでした。
海老と夏野菜のココナッツスープカレー
連れは夏限定のスープカレーにしました。ココナッツミルクが入ったエスニック感のあるカレー。
具は有頭海老、帆立、トマト、ナス、ズッキーニ、茹で卵など。
そこまでシーフード感はなくココナッツミルクがちょっと強すぎる感じもあり、タイカレーっぽい印象をうけます。
チキンカレーに比べるとちょっと単調な感じもありましたが、普通に美味しいスープカレーでした。
デザートのアイス
最後に食べログクーポンで頂いたデザートです。本日のアイスが6種類の中から、ゆずを選びました。普通に美味しいアイス。
季節野菜スープカレーが1390円、夏限定のスープカレーが1490円とカレーとしてはちょっと高めです。
量は多め、ですが、単純に量が多いだけでなく、具の種類が多く飽きさせません。多めの量は早稲田の学生街の客層に合わせて、という感じでしょうか。
スープカレー自体の味は丁寧に作られた老舗の安定した味。今度行ったらもう一つの名物、パイ包みカレーも食べてみたいです。