ふるさと納税で殻付き活ほたて貝をたくさん頂きました。大きめののほたて貝が20個程度。3日に分けて、洋食、和食、中華と合計11品、出来るだけ余すところを無く食べられるようにと色々と調べながら作りました。
ほたての捌き方、レシピなどを紹介します。
青森県平内町からのふるさと納税で活きほたて貝
ほたて は冷蔵の状態で届いて新鮮そのもの。特別な技術で空気を容器に閉じ込めて鮮度を保っているそうです。
ほたてにはお料理ガイドと殻からほたて貝を外すナイフがついていました。これがかなり便利で簡単にほたてを捌けました。
ほたて貝むきナイフは通販でも入手可能です。
お料理ガイドにはさまざまなレシピが紹介されていて非常に参考になりました。ここまで気配りがされているふるさと納税はなかなか無いですね。
殻付きほたて貝の捌き方
帆立貝を捌くのは久しぶりで最初は戸惑いましたが、同梱の冊子のやり方で簡単に出来ました。
ほたて貝は白と茶の側がありますが、まずは白側の貝柱を貝剥きナイフで外します。
ほたてはいきなり閉じてしまうこともあるので、中に指を挟まないように要注意です。
白い殻側が外れると挿まれる危険もなくなるので、茶色側の貝柱を外して、ヒモなどもナイフで外していきます。
かなり簡単に外れます。
外れたほたては手で簡単に部位ごとにわ分けられます。
殻から外れたほたてはこんな感じです。
真ん中に貝柱、まわりにヒモ、ウロ、エラ、生殖巣(卵)があります。色々と情報がありますが、確実に食べられるのは貝柱、ヒモ、生殖巣(卵)です。
お馴染みの貝柱。
貝ヒモです。ぬめりが強いので日本酒と塩で揉み込んできれいにします。
生殖巣。メスは卵、オスは白子です。この部分も食べられます。
残りのウロ、エラは食べられない部分です。毒素があることも。加熱したら食べられないことも無いそうですが、止めておいた方が無難のようです。
食べられる部分を覚えておいて、手で外していきます。
最初は包丁でやっていましたが、ぬめりがあって大変だったので、手でやってみると以外に簡単でした。
下ごしらえとしてはヒモだけぬめり取りが必要です。
最初は黒く汚れていますが、塩で揉み込んで水で洗うのを繰り返すときれいになりました。
1日目の洋食:カルパッチョ、スープ、香草パン粉焼きなど洋食を4品
作ったのは王道の香草パン粉焼き、貝柱のカルパッチョ、貝柱とそら豆のポタージュスープ、そして、残ったヒモをどうしようかと思い見つけたヒモのカルパッチョ。
バゲットと白ワインと頂きました。
2日目の和食:刺身、青森津軽の郷土料理貝焼き味噌、バター醤油焼き、貝ヒモと卵の唐揚げ
2日目は一番シンプルな貝柱の刺身、定番のバター醤油焼き、そして青森津軽の郷土料理 ほたての貝焼き味噌に貝ヒモと卵の唐揚げ。
貝ヒモは生でも美味しいですが、生臭さは残ってしまうので、おつまみ風に唐揚げにしたら大成功でした。
3日目の中華:春雨中華蒸し にんにく醤油ソース、貝柱とヒモの中華風サラダにおまけで干貝柱の卵スープ
3日目は中華。香港の中華の定番の貝柱の下に春雨をしいて、にんにくと蒸したものとほたての貝柱のソテーとひもと卵を唐揚げにして食感を工夫した中華風サラダ、そして、今回のほたてではありませんが、ついでに干貝柱で卵スープ。
中華風スープは乾物の干し貝柱の方が味が濃厚なのでおすすめです。
3日連続で色々作ったので、ほたてには少しは詳しくなった気がします。今回は生のほたてだったので、新鮮さを重視した料理を多めに作りました。
殻付きほたてはなかなか売っていないので、ふるさと納税か、通販で手に入れるのがおすすめです。